ワークショップ月間とうとう始まる!
2009年 11月 09日
今日から2週間、チェンライ市メエヤオ地区、ドイハーン地区、バンドゥ地区の学校を周り、美術の基礎的な知識を提供するワークショップと、人身売買防止に関するワークショップを同時に行います。
なぜ美術のワークショップかというと、2010年1月9日(子どもの日)にミラー財団で人身売買に関するアートエキシビジョンを行い、優秀な作品には賞を用意するというイベントが予定されています。
ただ、何の講習もなく「絵を書いてね~~」といっても、山と山の間から太陽が出ていて、女の子がピースしているというような絵が99パーセントを占めるであろうということは容易に想像できるので、美術を学んでいるゾーイちゃんに講習してもらうこととなったわけです。
今日は近場のフエイコム小学校と、トゥンルアン小学校へ!
人身売買のワークショップはすでに何回も行われていて、子どもたちもさすがに覚えているはず!というわけで…
グループにわけて、早押しならぬ「黒板早書きクイズ!」
ギーさんが「人身売買とは?」「何歳から働ける?」「子どもって何歳まで?」と次々に質問し子どもたちが黒板まで走ります。
勢いよく走って黒板についたはいいものの答えがわからない子がいたり、カンニングをしたりいろいろです。
最後に答え合わせ。みんななかなかよくできました。
やはり繰り返し何度も何度も同じ内容を伝えないと忘れてしまうようです。
飽きない工夫が大切だなと感じました。
トゥンルアンでも似たようなゲームを行いました。
それにしてもトゥンルアンの子どもたち。
絵がうますぎる…。
講習する意味ないじゃんっていうくらいうまい。
トゥンルアンの子どもは山地民の子は1人か2人しかいません。
いわゆる田舎の学校で、5,6年生が1クラス。2学年を足しても15人というような小さな学校です。最近では街中の学校に行く子どもが多く(そのほうがレベルが高いと信じているからです)生徒数は減っていく一方。
私はこの学校を4年くらい前から知っていますが、どの学年の子も本当にいい子。
勉強ができる子もいればできない子もいますし、時には身体的に障がいを持った子どもが一緒に学んでいたこともありましたが、この学校ほど自然に助け合って家族のようにしている学校は珍しいと思います。
街中の学校や、私立に言ったからといって必ずしもいい結果がでるとは限りません。
そして…。
みんな絵がうまい。
どうやら毎日放課後に絵を描いているようです。
道具も不足していて金銭的にも厳しそうですが、みんな大切に色鉛筆やクレヨンを使い片づけもしっかりしていました。
しかも、どうやらラチャパットチェンライ大学で行われた絵のコンテストで一位になった子もいる…。
今回のワークショップでも「じゃあ自分の手をデッサンしましょう」と言ったらあっという間に書き上げる。
「終わりました!」
「え?いくらなんでもまだでしょ~」と覗き込むと…終わっている。
ゾーイもあまりの絵のうまさに絶句していました。
この子のいいところは、自分が絵がうまいからといって自慢するでもなく、終わり次第友達に「もっとこうすればいいんじゃない?」とか「この角度から見ると違って見えるよ」と一生懸命アドバイスしていました。的確に。
ですからトゥンルアンの子どもたちは全員が上手です。
その後、各学校からコンテスト用の絵を集めることになるのですが、それはまた次回…
なぜ美術のワークショップかというと、2010年1月9日(子どもの日)にミラー財団で人身売買に関するアートエキシビジョンを行い、優秀な作品には賞を用意するというイベントが予定されています。
ただ、何の講習もなく「絵を書いてね~~」といっても、山と山の間から太陽が出ていて、女の子がピースしているというような絵が99パーセントを占めるであろうということは容易に想像できるので、美術を学んでいるゾーイちゃんに講習してもらうこととなったわけです。
今日は近場のフエイコム小学校と、トゥンルアン小学校へ!
人身売買のワークショップはすでに何回も行われていて、子どもたちもさすがに覚えているはず!というわけで…
グループにわけて、早押しならぬ「黒板早書きクイズ!」
ギーさんが「人身売買とは?」「何歳から働ける?」「子どもって何歳まで?」と次々に質問し子どもたちが黒板まで走ります。
勢いよく走って黒板についたはいいものの答えがわからない子がいたり、カンニングをしたりいろいろです。
最後に答え合わせ。みんななかなかよくできました。
やはり繰り返し何度も何度も同じ内容を伝えないと忘れてしまうようです。
飽きない工夫が大切だなと感じました。
トゥンルアンでも似たようなゲームを行いました。
それにしてもトゥンルアンの子どもたち。
絵がうますぎる…。
講習する意味ないじゃんっていうくらいうまい。
トゥンルアンの子どもは山地民の子は1人か2人しかいません。
いわゆる田舎の学校で、5,6年生が1クラス。2学年を足しても15人というような小さな学校です。最近では街中の学校に行く子どもが多く(そのほうがレベルが高いと信じているからです)生徒数は減っていく一方。
私はこの学校を4年くらい前から知っていますが、どの学年の子も本当にいい子。
勉強ができる子もいればできない子もいますし、時には身体的に障がいを持った子どもが一緒に学んでいたこともありましたが、この学校ほど自然に助け合って家族のようにしている学校は珍しいと思います。
街中の学校や、私立に言ったからといって必ずしもいい結果がでるとは限りません。
そして…。
みんな絵がうまい。
どうやら毎日放課後に絵を描いているようです。
道具も不足していて金銭的にも厳しそうですが、みんな大切に色鉛筆やクレヨンを使い片づけもしっかりしていました。
しかも、どうやらラチャパットチェンライ大学で行われた絵のコンテストで一位になった子もいる…。
今回のワークショップでも「じゃあ自分の手をデッサンしましょう」と言ったらあっという間に書き上げる。
「終わりました!」
「え?いくらなんでもまだでしょ~」と覗き込むと…終わっている。
ゾーイもあまりの絵のうまさに絶句していました。
この子のいいところは、自分が絵がうまいからといって自慢するでもなく、終わり次第友達に「もっとこうすればいいんじゃない?」とか「この角度から見ると違って見えるよ」と一生懸命アドバイスしていました。的確に。
ですからトゥンルアンの子どもたちは全員が上手です。
その後、各学校からコンテスト用の絵を集めることになるのですが、それはまた次回…
by mirrorAHT
| 2009-11-09 17:47
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