タイにあるミラー財団人身売買防止プロジェクトの活動紹介ブログ


by mirrorAHT
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衝撃の事実

昨日更新した「フエイコム小学校の子どもたちの修学旅行」の後編で「衝撃の事実」が明らかになったと書きました。


それは帰りの車内の出来事でした…。
私は二階建てバスの1Fにある円卓に座っており、手の空いている子どもたちが順に2Fから降りてきてスポンサーであるBIG-Cへお礼の一言メッセージを書くことになりました。


「Pサラパオ(私のこと)、コープクンクラップ(ありがとうございます)ってどうやって書くんですか??」

もちろん日本語でどう書くかなんて聞いているんじゃありません。タイ語です。

確かに家での会話はアカ語やラフ語でしょう。
自分たちの言葉を持っているというのは素晴らしいことです。
大切にしてほしいです。

でもコミュニティの中だけで生きていくわけにはいきません。
生きていくためにはタイ語能力は必須です。

タイ語教育を6年間受けてきて、ありがとうございますを書けないというのは…
もうあと2カ月で中学に上がるのに…

山地民の子どもが多く通う学校は、教育の質が低いという問題があります。

もちろん、子どもの生まれ持った能力は平等ですから

1、先生がちゃんと教えない
2、保護者が宿題を教えてあげるほどにタイ語ができない、教育に関心がない

などが原因でしょう。

時に田舎の先生は残酷なまでにやる気のない人がいます。
多くの先生が無関心、若しくはまともに教えないというひどい状態です。

これはもちろん地域でも議論されていますし、中学校からのクレームもあります。

でもなかなか事態は改善していません。

何度でも言いますが、本当に尊敬できる素晴らしい山の先生もいます。
でも、そういった先生のがんばりが霞んでしまうほど、そうでない先生がいるのです。

タイ語が読めない、書けない。

どれほど危険なことでしょうか?

偽の契約書にサインをさせられることがあるかもしれません。
危険なものなのか判断できず、怪我を負うことになるかもしれません。

何の職業に就くことができるでしょうか?
人身売買に巻き込まれる可能性は?


子どもたちはちょうど夏休み。

ミラー財団では、字の読み書きができない子どもに、タイ語の読み書きを教える特別クラスを設置しました。
先生はタイ全土から集まっているインターン生たちです。
カリキュラムを考え、子どもたちが関心を持つような本や教材を選びます。

楽しく勉強できるように、目標を達成したらアイスクリームやピザのプレゼントをする機会を設けました!

がんばれ!!!
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by mirrorAHT | 2010-03-09 13:11 | 山の暮らし