タイにあるミラー財団人身売買防止プロジェクトの活動紹介ブログ


by mirrorAHT
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出張歯医者さん

週末と有給を利用してバンコクなどへ行ってきました。
まとまった休みがずっとなかったので、思い切って休んだのですが、おかげでバンコクの病院へも行くことができました。
ずっと微熱と吐き気が続いていて、何だろう?と思っていたのですが。

ツツガムシ病

という病気らしいです。
ちなみに、吐き気は、チェンライの病院でもらった薬がどうやらいけなかったらしい。
(7日間が上限の薬を10日間出されていました・・・)

血液検査をいろいろして結果もよかったので安心できました。
やはり地方の病院は厳しいです。


さて、今日から数週間の間に100校程度の小学校を周って、ブックレットを配ります。
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ミラー財団のオリジナルで(予算はArt Actionから助成されています)、村の子どもたちが書いた絵や漫画を基に、楽しく子どもの権利や人身売買に関する知識が提供できる内容になっています。

生徒全員に配るほどの量はないので、各学校の図書館や高学年の教室に置かれることになります。
学校あたり5冊を渡しています。


今日は、パークワーン学校(以前の日記にも書きましたがミラーから1時間以上かかります)やウィアンチャン群の学校などへ配りに行きました。
これは序の口でメースワイ群やパヤーメンラーイ群にも行くのですが…

パークワーン学校では、チェンライ病院の歯医者さんチームが出張治療をしていました。
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低学年の子どもも治療を受けていて、私の見たところでは歯を抜かれたり、ガリガリ、ギーギーと削られたり恐ろしい場面が続いていましたが、泣いている子はいませんでした。
肝が据わっています。
むしろ
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ちょっと気だるそう?!

チェンライ市内の学校を周っているそうですが、良いサービスだとおもいます。
パークワーンの子どもたちが歯医者に行くには「よし!!!行くぞ!!!」位の意気込みがないといけません。遠いですし、家庭の経済状況もあまりよくないと思います。
こうして学校まで来てくれてタダで治療を受けることができるのなら、いいなと思いました。
よく歯磨きをして「予防」できればいいのですが、なかなかそういう状況でもなく、虫歯の子は多いです。


本当はブックレットを一校づつ配るのではなく、一斉に送ってしまったほうが効率はいいのですが、ガソリン代と手間をかけても一校一校周ることは先生方との信頼関係を築いていくうえで大切なことです。
先生との関係がうまくいかないと、アクティビティが学校でできません。

ギーさんはチェンライ市内と近郊の郡にある学校をほぼ把握していて感心します。
私も早く覚えないといけないのですが、市内で精いっぱいです…。

明日はパヤーメンラーイ地区にいけるかもしれないので楽しみです。
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by mirrorAHT | 2009-11-25 18:56 | 日々の活動

知るわけないでしょ!

順調に毎日、アートと人身売買のワークショップを続けています。
とおもいきや。
今日の午後に訪問した学校は、すごかったです(すごくひどかった)。

学校を訪問する際は、事前に校長先生あてにレターを出し、そのあと電話で確認をとり、訪問の前日もしくは当日の朝に再度確認をしているのですが、嫌がらせともとれる先生の態度に閉口しました。

到着後、近くにいた先生に「ミラー財団からワークショップを行うために来ました。6年生の教室はどこですか?」とインターンのウイちゃんが先生に尋ねたところ…

「知るわけないでしょ!」

…。いや、知るわけないでしょって、アナタ6年生の担任ですよね?

続けて

「どこからきて、何をしようとしている人かもわからないのに、教室なんて教えられないわ」

えーっと…。聞こえてますか~~??



それでプイっと踵を返し、つかつかと言ってしまいました。
小さな学校なので教室はすぐに見つかりましたが、子どもがいない。
しばらくすると、男の子登場。
でも大きな鉈を持っている。こんなものを持って、日本やアメリカの学校だったら大変ですよ。

「鉈なんかもってどうするの?これからここでアクティビティするからお友達も呼んできて」というと、
「今から森で作業がありますから…」と行ってしまった。

確かに裏にある畑で何やら畑仕事をしている様子。

さすがのギーさんも、そろそろ怒りの限界らしくプルプルしていました。
私はあまりにすごすぎて逆におもしろくなってしまいニヤニヤしていたのですが、ギーさんは「先生と話をつけてくるからちょっと待ってろ!」と飛び出して行きました。

10分後。

怒りで顔を赤くしたギーさんと子どもたち登場。
どうやらギーさんは先生に色々と罵られたようです。
結局先生が子どもたちに「この人たちとアクティビティしたい?したいんならついていけば?」と言って子どもたちがアクティビティがしたいので一緒に来たようです。

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6年生はたった10人で、アカ5人、ラフ4人、北タイ1人というクラスでしたが、ラフの子どもはみんな欠席していました。
子どもたちは絵を描くのもアクティビティに参加するのも本当に楽しそうでした。
男の子の一人は笑いすぎて、呼吸がおかしくなるほどです!

人身売買に関するゲームでは、まずパズルをしてそれをひっくりかえすと裏に人身売買に関する質問が書かれていてその答えを紙に書いて、あとから答え合わせをするというゲームをしましたが、ほかの学校に比べかなり厳しい状況でした。

Q:子どもって何歳まで?
A:13歳! 17歳!

本当は18歳未満のことです。だれも答えられませんでした。

Q:何歳から仕事していいと思う?
A:18歳!

本当は15歳から仕事できます(限られた範囲で)。

Q:遠いところに仕事に行くことになったら何を持っていくのかな?
A:服! お弁当! くつ!

それもそうなんですが、自分の身分を証明する書類はかならず持って行きましょうね。あと緊急連絡先を控えておきましょう…。

万事この調子です。
タイの子どもは(都会の子は知りませんが)、人身売買や子どもの権利などについてたぶん日本の子どもよりも頻繁に学んでいるので(それだけ危険性があるということですが)、この程度の質問には答えられますし、先生が熱心な学校では15歳以上18歳未満の子どもが行っていい労働とそうでない労働の区別(例えば、女の子は20キロ以上の荷物を持ってはいけないとか)の詳細まで言える子どもたちもいます。

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この学校は小学校しかないので、6年生のこの子どもたちはあと半年足らずでこの学校を去り他の学校で勉強を続けることになります。
でも多くがこの先の進路が未定のようでしたし、このまま家の畑を手伝うなど働くことになる子どももいるようです。

先生が私たちに対してひどい態度をとるのはいいですが、子どもたちには教えることは教えてもらわないと子どもたちが危険を回避することができません。

なぜここの先生が私たちに対して辛くあたるのかは、いまだによくわかりません。
他の学校と同じようにアポイントを取っているわけだし、頻繁に行くわけでもないし…。
ギーさんに「昔、なんかしたんじゃないの?」と聞きましたが、何かするほどこの学校にはきていないとのこと。

ときどき、先生と校長先生の仲が悪くて、校長先生にアポをとったものの先生は知らなかったということはあります。
でもこの場合は大体、校長先生の方に問題があることが多くて、先生の方から直接「これからは校長じゃなくて私にも連絡を入れてください」という提案をしてくれます。こういう先生は熱心でアクティビティなどをどんどんやっていきたいと思うのに、校長先生が勝手に断ったりする場合におこるケースです。

でもこの学校は、校長先生が朝教室に来て、担任の先生もいる前で「今日はミラー財団の人が人たちが午後来ます」と事前に言っていたようです。
一体どういうことなのかはわかりませんが、今日のようなことは珍しいので皆驚きました。

私たちが明らかに失礼なことをしたとか、他のプロジェクトの人が何かしたというのならわかるのですが…。謎です。

謎すぎて「あの校長先生とあの先生は不倫関係にあって、昨日ケンカしたからこういうことになった」という邪推まで飛び出しました。

本当に先生に関しては怒り心頭ですが、子どもたちが予想以上に楽しんでくれたので私たちは満足です!
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by mirrorAHT | 2009-11-17 17:50 | 日々の活動
今日から2週間、チェンライ市メエヤオ地区、ドイハーン地区、バンドゥ地区の学校を周り、美術の基礎的な知識を提供するワークショップと、人身売買防止に関するワークショップを同時に行います。

なぜ美術のワークショップかというと、2010年1月9日(子どもの日)にミラー財団で人身売買に関するアートエキシビジョンを行い、優秀な作品には賞を用意するというイベントが予定されています。
ただ、何の講習もなく「絵を書いてね~~」といっても、山と山の間から太陽が出ていて、女の子がピースしているというような絵が99パーセントを占めるであろうということは容易に想像できるので、美術を学んでいるゾーイちゃんに講習してもらうこととなったわけです。

今日は近場のフエイコム小学校と、トゥンルアン小学校へ!

人身売買のワークショップはすでに何回も行われていて、子どもたちもさすがに覚えているはず!というわけで…

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グループにわけて、早押しならぬ「黒板早書きクイズ!」

ギーさんが「人身売買とは?」「何歳から働ける?」「子どもって何歳まで?」と次々に質問し子どもたちが黒板まで走ります。
勢いよく走って黒板についたはいいものの答えがわからない子がいたり、カンニングをしたりいろいろです。
最後に答え合わせ。みんななかなかよくできました。
やはり繰り返し何度も何度も同じ内容を伝えないと忘れてしまうようです。
飽きない工夫が大切だなと感じました。

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トゥンルアンでも似たようなゲームを行いました。

それにしてもトゥンルアンの子どもたち。
絵がうますぎる…。

講習する意味ないじゃんっていうくらいうまい。

トゥンルアンの子どもは山地民の子は1人か2人しかいません。
いわゆる田舎の学校で、5,6年生が1クラス。2学年を足しても15人というような小さな学校です。最近では街中の学校に行く子どもが多く(そのほうがレベルが高いと信じているからです)生徒数は減っていく一方。
私はこの学校を4年くらい前から知っていますが、どの学年の子も本当にいい子。

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勉強ができる子もいればできない子もいますし、時には身体的に障がいを持った子どもが一緒に学んでいたこともありましたが、この学校ほど自然に助け合って家族のようにしている学校は珍しいと思います。
街中の学校や、私立に言ったからといって必ずしもいい結果がでるとは限りません。

そして…。
みんな絵がうまい。

どうやら毎日放課後に絵を描いているようです。
道具も不足していて金銭的にも厳しそうですが、みんな大切に色鉛筆やクレヨンを使い片づけもしっかりしていました。

しかも、どうやらラチャパットチェンライ大学で行われた絵のコンテストで一位になった子もいる…。

今回のワークショップでも「じゃあ自分の手をデッサンしましょう」と言ったらあっという間に書き上げる。
「終わりました!」
「え?いくらなんでもまだでしょ~」と覗き込むと…終わっている。
ゾーイもあまりの絵のうまさに絶句していました。

この子のいいところは、自分が絵がうまいからといって自慢するでもなく、終わり次第友達に「もっとこうすればいいんじゃない?」とか「この角度から見ると違って見えるよ」と一生懸命アドバイスしていました。的確に。
ですからトゥンルアンの子どもたちは全員が上手です。

その後、各学校からコンテスト用の絵を集めることになるのですが、それはまた次回…
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by mirrorAHT | 2009-11-09 17:47 | 日々の活動
今日は街中にパレードを見に出かけました。

大きな山車がでたり、ランナーの服を着た学生たちが町を練り歩きます。

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実は「はりぼて」ですが、離れてみるとそれなりに美しい山車。

学生や、商店街グループ、町内会ごとに様々な衣装で歩きます。
ニューハーフさんたちのグループもいました。
美しい・・・
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山車の上にはだいたい人が乗っています。
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一番よくわからなかったというか、度肝を抜かれたのは、巨大人形。
後ろで押している男性陣がくるくると動き回り、まるで人形が踊っているよう。
それにしても・・・。アメージングタイランド。
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でもだいたいはノーマルな感じなんですよ。
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家に帰る時は、またゴミゴミしたお祭り会場の横を通らなければならなかったので、危なかったです。

そういえば、同僚のボン君の不良仲間がナイフで刺されたとか。
「そりゃあ大変だね。ボンも気を付けなよ!」と言ったら

「僕はもうとっくに刺されたことがあるよ」だそうです。
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by mirrorAHT | 2009-11-03 22:46 | タイ文化
今日は、町中がお祭りムード。

もちろんミラー財団もお祭りムード。

一部のスタッフ以外は、みんなでガトン(灯篭)作り!
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バナナの幹の周りをバナナの葉や、色とりどりの花で飾りつけます!

デザインは様々なので、バナナの葉を細かく折ってこった装飾をする人、細かい装飾はできないので、ひたすら花を盛ってごまかす人(私)など自由です。

性格が出ますね。
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これは私のガトン。
くどいデザインです。
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去年はチェンマイ大学にいたので、チェンマイのピン川に流しに行きましたが、ピン川と違ってコック川は、流れが比較的穏やかで浜?もあるので、水辺に行くのに苦労しません。

クリスマスなどもそうですが、ロイガトンも恋人と流しに行くもの、というはるか昔の人が聞いたら涙を流すような状態です。カップル多し。
でも一番多かったのは家族連れでしょうか。
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チェンマイと違うなと思い、びっくりしたのですが、チェンライには「灯篭流し小僧(女の子もいる)」がいて、川の中腹の流れの早いところで灯篭を流してくれる子どもたちがたくさんいました。
浜?からも流せるのですが、流れが弱くうまく流れないこともあるのです。
まぁ、気の利くサービスではあると思います。

彼らは普段ナイトバザールなどで花売りしている子ども。
ガトンの中に入っている小銭が目当てです。

私は自分で流したかったし、別に濡れて困る格好ではなかったので、自分で流しましたが少し下流で子どもが私のガトンを止めて中を調べようとしたので「その中にはお金いれていないから、お願いだからそのまま流して~~!」とお願いしました。

みんなお祭り気分で楽しんでいるのに、自分と同世代の子どもが流したガトンから小銭を探すというのはどういう気持なのでしょうか。
私たちが想像するほどに悲壮感はありませんが。


川にガトンを流した後は、コムローイ(小さな熱気球のようなもの)を空に飛ばします。
このコムローイ、ときどき落ちてくるので危ないです。
火事もそうですが、落ちてきたコムローイに当たると、厄を受けてしまうとか…。

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それらが終わった後は、隣のお祭り会場で遊ぶわけですが、チェンライ中の人が集まってしまったのではないかというくらいの人ごみ。
知り合いの子どもたちにもたくさん会いました。
みんな出店でおやつを買って食べていて楽しそうでした。

川に感謝するとは言いますが、会場で売られているガトンはバナナの葉をとめるのにホチキスや、釘を使っています。
私たちはつまようじを使ったのですが、そうであっても大量のガトンが川に流されるのは、いくら下流で回収しているとはいえ、感謝どころか汚染だよな・・・と思うのであります。
とくに、売られているガトンには驚くほどの釘が入っていますから、危ないし水を汚します。

なんて考えてもみましたが、日頃の生活から水を大切にしていかなくてはいけないと思います。

明日はパレードの様子をお伝えします!お楽しみに~
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by mirrorAHT | 2009-11-02 23:17 | タイ文化
明日、明後日とチェンライではロイガトンのお祭りが開催されます。
町ではガトンを作るためのお花が売られていたり、お祭り会場の建設が進められたり、お祭りムードたっぷり。

タイにいらっしゃったことのある方は、すでにご存じかもしれませんが、ロイガトンとはどういうお祭りなのでしょうか?

良い機会なので、調べてみました。
(正確なことが分かっていなかったので・・・)

以下、在京タイ王国大使館ホームページより

 ローイ・クラトンはタイの伝統行事です。“ローイ”は流すという意味で、 “クラトン”というのは、もともとバナナの葉で作った入れ物のことですが、このお祭りでは蓮の花等をかたどって作った灯篭のことを指します。紙やバナナの葉で作られた灯篭に線香、ろうそく、花等を入れて水に流すので、日本語では「灯篭流し」と訳されています。以前はクラトンには発泡スチロールがよく使われていましたが、最近では環境保護を考え、一般的にはバナナの葉が使用されることが多くなりました。

  このローイ・クラトンは陰暦12月の満月の夜に行われます。毎年だいたい10月の下旬から11月の中旬にかけての頃です。タイの行事や祭りはほとんど陰暦に基づいて行われますから、日本のように毎年決まった日にお祭りがあるというわけではありません。

  ローイ・クラトンは一般に川の女神に感謝を捧げるために行うのだと言われていますが、起源についてはいろいろな説があります。現在、一般的に言われているのは、スコータイ王朝のプラルアン王の妻であるナーン・ノッパマートが、王に献上するため蓮の形や様々な形をした灯篭を作り出したという説です。灯篭は王の指示によって川に流されました。“タオスリチュララック法典”と呼ばれる本の中に、王は「今日から以後、蓮の形の提灯は満月の月光に満たされる11月の良き日に永遠に作られなければならない。」と話したと記されています。

  クラトンの流し方ですが、普通はろうそく1本、線香3本、それに花を灯篭に立てて川や運河、あるいは池等に流します。その他、コインを入れる人も多いのですが、これは富がもたらされますようにとの願いからです。線香とろうそくに火をつけてそれぞれの願い事をした後、クラトンを水に流すわけですが、この時ろうそくの火がいつまでも消えなければ、願い事がかなうと信じられています。

  現在、ローイ・クラトンはほとんどの地方で行われますが、特に有名なのはチェンマイ、スコータイ、アユタヤ等です。
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by mirrorAHT | 2009-11-01 13:10 | タイ文化